3,4,5歳ってどんな時期?

 

3歳児
自我が芽生え発達する時期です。まずは子供たち1人ひとりが、十分満足するまで遊ばせてあげることが大切です。一人遊びが上手になるとやがて徐々に2、3人と関わりながら遊べるようになっていきます。この時期に生活習慣を身につけさせることも、子どもの自立に役立ちます。たとえば着替え、手を洗う、お弁当を楽しく食べる、一人ひとりが楽しくなり、自分からやろうとする意欲につながるのです。また、活動は3歳時では子どもの発達も様々なので全員一斉に短時間のうちにやらせるのではなく、結果として全員が参加できるように時間にゆとりをもって行います。個々の子どもの発達の違いを考えながら、遊びや活動に積極的に参加できる子どもを育てていくことが、3歳児の保育形態として望ましいことと考えています。

4歳児
自分と周りの子供との関係や物事の関係が少しずつ理解できるようになる時期です。1人遊びから一歩進み様々なしくみのある遊びを通して仲間と遊ぶ楽しさを知らせていきます。簡単な役割がわかると遊びや生活の中でそれらをはたそうとする意欲を持ち、それを果たしたときの喜びが子供たちを育てるのです。日常生活での小さなあらそいごとやもめごとも、子どもにとって大切な学習です。話し合ううちに自己主張の仕方や仲間の受け入れ方などを身に付けます。子どもたちが一人ひとりの個性を認め合い、その個性が合わさってみんなの力で素晴らしいものができあがるという経験を積み重ねていきます。この積み重ねを大切にして、子どもの集団を育てたいと考えています。また、年長組の遊びや行事、大きな活動である「大きなこいのぼりづくり」を見たり、「お店やさんごっこ」「劇ごっこ」などに招待されると、子供たちは”年長になったらやるんだ”という目標をもつようになります。そして、園の伝統ある文化も継承されていきます。

 

5歳児
コマクサ幼児教育の完成を目指します。4歳児までの成長からさらに、規模の大きなあそびや活動ができるようにする時期です。子どもたちは様々な野菜を栽培します。園内の砂場にある遊具の管理、烏骨鶏の飼育など責任のある仕事を任されます。そして、単にクラスのことだけでなく園全体にかかわる仕事を協力してやりとげられるようになるのです。「こどもまつりのシンボルとして大きなこいのぼりをつくる」「お店の開店という目的をもってグループに分かれて品物をつくる」「クラスで動物園をつくろうという共通の目標に向けて紙粘土や廃材を利用してつくりあげる」などいずれも子ども自身が共通の「目的、目標」をもって今自分が何をすればいいのかを知り仲間と協力し合いながら自主的に目的を達成できるようになります。お互いによくできたら、もっとがんばらなければならないことなど子どもたち同士で評価しあえるような質のたかいかかわりができる集団に育てたいと考えています。また、子どもたちだけで8~10名でしくみのある遊びができるようになったり年中の子どもたちにコマまわしなどの遊びを伝えたりし組織的な遊びを成り立たせる力を身につけさせたいと考えています。